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仁科加速器研究センターは原子核物理学の研究所です。
加速器を使った実験系研究者と、理論系の研究者がいます。加速器を使い原子核を加速することができ、原子核の構造や性質を研究しています。
世界一の加速器施設を使い、理論系の研究者と実験系の研究者が一緒に原子核の謎に迫る世界でも類を見ない研究所です。
また、加速器の共同利用にも力を入れているので、グローバルな研究所としても発展し続けています。

 

 

2017.2.24

望月研究ユニットリーダーが「湯浅年子賞金賞」を受賞
望月優子研究ユニットリーダーが、平成28年度「第4回 湯浅年子賞 金賞」を受賞することが決定しました。

2017.2.22

ジルコニウム-110原子核の形と魔法数
-楕円体に変形し、新しい魔法数は現れなかった-

理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を用いて、中性子過剰なジルコニウム-110(110Zr、陽子数40、中性子数70)原子核のガンマ線分光に成功しました。その結果、この原子核はレモンのような楕円体に大きく変形し、かつ新しい「魔法数」は現れないことが分かりました。

2017.2.17

中性子過剰核94種の寿命測定に成功
-重元素合成r過程・希土類元素の起源解明に大きく前進-

理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を利用し、質量数A =144~174の中性子過剰核94種の寿命測定に成功しました。

2017.2.13

パラジウム-107の核変換
-高レベル放射性廃棄物の低減化・資源化への挑戦-

理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー」を用いて、長寿命放射性核種のパラジウム-107(107Pd、原子番号46、質量数107、半減期650万年)を不安定核ビームとして取り出し、核破砕反応[3]のデータ取得に成功しました。

2017.1.25

104番元素ラザホージウムの化学平衡を観測
― 超重元素の化学的性質を解明する新たな化学実験手法に期待!―

2原子番号の大きな、人類にとって比較的新しい元素、超重元素のひとつである104番元素ラザホージウム(Rf)の抽出反応において、初めてその時間依存性を観測し、化学平衡の到達を観測しました。この結果、Rfの塩化物錯体の形成について新しい知見を得ることができました。

2017.1.5

世界最高水準の核分光研究プロジェクト「EURICA(ユーリカ)」完了
― 440種もの希少原子核の多様な崩壊データ収集に成功 ―

2012年に開始した、理研「RIビームファクトリー(RIBF)」と、欧州ガンマ線検出器委員会が運用する大球形ゲルマニウム半導体検出器を組み合わせた世界最高水準の国際共同核分光研究プロジェクト「EURICA(ユーリカ)」が、全実験プログラム(実験件数18件、データ収集期間のべ100日)を2016年6月13日に完了しました。

2017.1.1

森田グループが2016年度朝日賞を受賞
113番元素研究グループ(森田グループ)が2016年度朝日賞を受賞することが発表されました。

2016.12.14

新粒子候補テトラクォークZc(3900)の正体
―大規模数値シミュレーションで解明―

スーパーコンピュータを用いた大規模数値シミュレーションにより、「クォーク」4個から成る新粒子と考えられていた「Zc(3900)」が、クォークの組み替えにより引き起こされる現象、すなわち「しきい値効果」であり、新粒子とは呼べないことを明らかにしました。

2016.12.1

113番元素名:nihonium (ニホニウム) 元素記号:Nhに決定
研究グループ(森田グループ)が提案していた113番元素の元素名と元素記号が、グループの提案通り、元素名「nihonium(ニホニウム)」 元素記号「Nh」に正式決定されました。

2016.11.16

超重元素研究グループがベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016を受賞
-「113番元素」が、国際的に新元素として認定されたことにより受賞が決定-

その年に最もチームワークを発揮し、顕著な業績を残したチームを選出する「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016」に超重元素研究グループの森田浩介グループディレクターを中心とする研究グループが選ばれ、優秀賞を受賞しました。

2016.9.30

イオン用超伝導加速空洞の高加速電圧試験に成功
-大強度イオンビームのより効率的な加速を可能に-

純ニオブ材料を用いた低速イオン用の超伝導加速空洞を開発・建設し、従来の常伝導加速空洞に比べて1/100以下の電力で、最大1.6メガボルトもの高電圧を発生させることに成功しました。

2016.9.27

低速多価イオンビームの太さを髪の毛の1/100に
-静電気でビームを制御し安定供給を実現-

標的物質に化学的活性を与える能力の高い低速多価イオンビームを、生物実験などで用いられるガラス製注射針(ガラスキャピラリー)に通し、750ナノメートルの太さのビームとして安定に供給する技術を確立しました。

2016.5.24

油を多く産生するユーグレナ変異体を選抜する品種改良法の開発に成功
ミドリムシ(学名:ユーグレナ)変異体を効率的に作出し、選抜する品種改良法(注1)を開発しました。

2016..4.21

森田グループディレクターが馳文部科学大臣を表敬訪問しました
森田浩介グループディレクター、松本紘理事長、有信睦弘理事が、科学技術賞表彰式後、馳弘文部科学大臣を表敬訪問しました。また、表敬訪問には冨岡勉文部科学副大臣、豊田真由子文部科学大臣政務官らが同席されました。

2016..4.21

森田浩介グループディレクターが平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 特別賞を受賞
「113番元素の人工合成及びその崩壊過程の確認」の世界的な功績により、文部科学大臣表彰科学技術特別賞を授与され、表彰式が平成28年4月20日に文部科学省で開催されました。

2016.3.24

太陽風が引き起こす木星の強力なオーロラ
JAXAの惑星分光観測衛星「ひさき」は、NASAのチャンドラX線望遠鏡、ESAのXMMニュートンなどと協力し、木星のオーロラを二週間にわたって長時間観測しました。ひさきは太陽風との関連が強いオーロラを観測し、太陽風変動のタイミングとの関係を見積もりました。また、チャンドラX線望遠鏡では、木星直径を100分割できるほどの高解像度で観測を行い、X線オーロラの空間構造とその時間変化を捉えることに成功しました。XMMニュートンの分光観測からは、木星の衛星イオの火山ガスや太陽風に存在しうる酸素原子がX線を放射している事がわかりました。

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